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2025.06.23
お知らせ
ブラームス ピアノソナタ3番とショパン ピアノソナタ 2番の解説
プログラムのメイン!ブラームスソナタ3番とショパンソナタ2番の解説になります。ブラームスのソナタ3番は唯一、シューマンに出会ってから書かれたソナタ。ブラームスの師匠シューマンへの愛、その奥様クララに惹かれて好きになってしまった愛、どちらの愛も本物です。しかし、そこには愛するが故の憤り、恐れも感じます。静かに重く佇む..ブラームスのソナタ3番は、形式枠組の中での表現が求められます。一方、ショパンのソナタ2番は、葬送行進曲で有名な曲。冒頭から、死に対する憤り、恐れを感じずにはいられない曲です。死の舞踏のような2楽章、棺桶を持って歩いているような3楽章(葬送行進曲)、亡霊の声が聴こえてくるような4楽章...動き蠢き...ショパンのソナタ2番はソナタというよりも幻想曲のようです。形式の枠組みにはまらない表現が求められます。彼らの魂が宿る、その真髄に少しでも近づけますように…。ブラームスとショパンの『愛と死』お聴かせできましたら嬉しいです。 リサイタルチケット予約はパスマーケットから。 0368260710info@inopia.jphttps://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02jmydmt26841.html お待ちしてます。 【program】 ブラームス ピアノソナタ第3番 op.5 ヘ短調 ショパン ノクターン13番 op.48-1 ハ短調 ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2 ショパン ピアノソナタ2番『葬送』op.35 変ロ短調 【PROFILE】 田中理恵国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。第75回読売新人演奏会出演。第4回ノアンフェスティバルショパン inジャパンピアノコンクールA3-プロフェショナル部門1位、ショパンナイト賞受賞。オクタヴィアレコード(TRITON)よりストラヴィンスキー|火の鳥」ピアノ独奏CDをリリース。フランス・アルス城にて、ショパンナイトに出演。 楽友三田会合唱団ピアニスト、男声合唱団「羅漢」ピアニストを務める。三鷹・武蔵野マーマーコール、八王子マーマーコール主宰、指揮。株式会社INOPIA代表取締役社長。
2025.06.17
コンサート情報
田中理恵 ピアノリサイタル〜ブラームスとショパンを弾く〜
ピアニスト田中理恵、若きブラームスの最高傑作に挑むリサイタル開催 次世代に生の演奏に触れられる音楽体験の場を提供 コンサートとレッスン事業を提供する株式会社INOPIA(東京都港区、代表取締役:田中理恵)は、2025年7月20日(日)に王子ホール(東京・銀座)にて「田中理恵ピアノリサイタル〜ブラームスとショパンを弾く〜」を開催します。 本リサイタルでは、ピアニスト田中理恵が、ブラームスの若き日の情熱がほとばしる最高傑作「ピアノソナタ第3番」と、ショパンの魂のドラマを描く「ピアノソナタ第2番《葬送》」という、ロマン派ピアノ音楽の金字塔に挑みます。 なぜ今、このプログラムなのか ピアニスト田中理恵は、国立音楽大学で研鑽を積み、その実力は高く評価されています。特に2020年にはサントリーホール大ホールでオーケストラとショパンの協奏曲2曲を一夜で演奏し、絶賛を博しました。確かな技術と音楽への深い洞察力に裏打ちされた演奏が、彼女の魅力です。 彼女が今回挑むのは、プログラムの核となるブラームスの大曲です。技術的な難易度はもちろん、若き作曲家の野心と深い抒情を表現するには、卓越した構成力と音楽への深い洞察が求められます。田中理恵がこの難曲をどのように描き出すのか。まさに、今聴くべき演奏がここにあります。 また、ブラームスが深く敬愛したショパンの代表作「葬送ソナタ」を共に演奏します。二人の天才作曲家の魂が、1台のピアノを通じて時空を超えて交錯する。そんな奇跡的な体験を、国内屈指の音響を誇る王子ホールでご堪能いただけます。 若き情熱と魂のドラマが交差する演目 今回のリサイタルは、ピアノ音楽史に輝く2つの大ソナタを一度に体験できる、またとない機会です。演奏者には極限の集中力と体力が要求されるため、これほど重量級の名曲が並ぶプログラムは滅多にありません。 若きブラームスの野心的な傑作と、ショパンの魂の叫びともいえる劇的な名作。同じロマン派の時代に生まれながらも、異なる個性を持つ二つの壮大な物語を一夜にして味わえる、非常に濃密で贅沢な音楽体験をお約束します。 ブラームス:ピアノソナタ第3番 ヘ短調 op.5 ブラームスがわずか20歳で完成させた、若き日のエネルギーが凝縮された傑作です。5つの楽章からなる壮大な構成は、まるで「ピアノで奏でる交響曲」。友人シューマンに「覆面をつけた交響曲」と絶賛されたほどの野心作です。燃え上がるような情熱と、後の大家の片鱗をのぞかせる深い知性が同居する、聴きごたえのある大曲です。 ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調 op.35《葬送》 あまりにも有名な第3楽章「葬送行進曲」が知られます。しかし、全楽章を通して聴くことで、死のイメージだけでなく、人間の葛藤や闘争、そして嵐のようなフィナーレへと至る壮絶なドラマが浮かび上がります。ロマン派ピアノ音楽の核心に迫る、情熱的な傑作です。 次世代へ本物の音楽に触れる機会を提供 当社は、文化芸術の未来は、次世代を担う子どもたちの豊かな感性にかかっていると考えています。 また、田中理恵は演奏活動と並行して、音楽教育や社会貢献にも力を注いできており、これまでも定期的にチャリティーコンサートを開催しています。 弊社では、音楽に触れる機会が少ない子どもたちにも、生の演奏が持つ圧倒的な感動を届けたいという想いから、開催地である港区近隣の小学校に対して、毎年、プロの演奏家のピアノを聴ける機会を用意しています。 この取り組みを通じて、子どもたちの情操教育に貢献するとともに、地域社会における文化振興の一翼を担いたいと願っています。メディアの皆様には、この社会貢献活動にもぜひご注目いただけますと幸いです。 ピアニスト・田中理恵 プロフィール 国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻を卒業。第75回読売新人演奏会に出演。 第17回ショパン国際ピアノコンクールinAsiaアジア大会銅賞、第4回ノアンフェスティバルショパンinジャパンピアノコンクールではプロフェショナル部門第1位及び「ショパン・ナイト賞」を受賞し、フランス・ノアンにて演奏。 映画「ピアノの森」等の劇中音楽を手掛けた故・篠原敬介氏に見出され、CD「火の鳥」(ストラヴィンスキー)をオクタヴィアレコードよりリリース。パシフィックフィルハーモニア東京とショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番を一夜にて演奏。好評を博す。 第4回ノアンフェスティバルショパンinジャパンピアノコンクールプロフェショナル部門第1位及び「ショパン・ナイト賞」を受賞。フランス・ノアン、アルス城にて演奏。 現在、コンサートピアニストとして活動する傍ら、株式会社INOPIA代表取締役社長として音楽文化の普及に尽力。楽友三田会合唱団、男声合唱団「羅漢」ピアニスト、三鷹・武蔵野、八王子マーマーコール主宰、指揮。 【本人からのメッセージ】 ブラームスのこのソナタは唯一、シューマンに出会ってから書かれたもの。ブラームスの師匠シューマン先生への愛、その先生の奥様クララに惹かれて好きになってしまった愛、どちらの愛も本物です。 しかし、そこには愛するが故の憤り、恐れも感じます。 一方、ショパンのソナタ2番は、奏葬送行進曲で有名な曲。冒頭から、死に対する憤り、恐れを感じずにはいられない曲です。彼らの魂が宿る、その真髄に少しでも近づけますよう練習してまいります。 ブラームスとショパンの『愛と死』お聴かせできましたら嬉しいです 公演概要 公演名:田中理恵ピアノリサイタル〜ブラームスとショパンを弾く〜 日時:2025年7月20日(日) 14:00開演 (13:30開場) 会場:王子ホール(東京都中央区銀座4-7-5) アクセス:東京メトロ「銀座駅」A12出口直結 出演:田中理恵(ピアノ) 曲目: ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調 op.35《葬送》 ブラームス:ピアノソナタ第3番 ヘ短調 op.5 チケット:全席自由 一般:4,000円(税込) 学生:2,000円(税込 チケット購入:PassMarket https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02jmydmt26841.html   主催:株式会社INOPIA お問い合わせ 株式会社INOPIA TEL:03-6826-0710 Email:info@inopia.jp